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カテゴリ:journey(Beijing)

北京の写真(銀塩篇)

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出していた写真を取りに行った。
きちんと一眼で写真を撮ったのはもう学生の頃以来だ。
持っていたフィルムがモノクロだったので、それで撮ってみました。
デジカメで撮ったものとアングルも同じようなものがありますが、
紫禁城の風景は、モノクロで撮るだけでまるで100年も前のような、
何とも言えない静けさが漂ってくる感じがして不思議です。

forbiddencity1 forbiddencity1

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この日の気候はもっとヤバかった。
なにしろ最高気温が氷点下2℃です。
きたきたきたきた、寒波フォーーーーー!!!!
できるだけ厚着して、靴下も二枚履いて行きました。
最初に地下鉄とタクシーを乗り継いで潘家園という骨董市に出かけた。

しかし歩いているだけで手足が痺れて来る。
どれも非常に目を奪われる品ばかりなのだが、
いかんせん値段が高く、値切ってもやはり高い。
自分用に置物を買って早々に退却、万里の長城へ向かうことにした。
地下鉄に乗る前に暖をとるため避難。

スタバにはこの旅行中ほんとお世話になりました。(限定マグカップも購入。)

万里の長城へは、Tさんに教えてもらったバスターミナル的な所へ行って、
路線バスに乗り換える作戦でした。
が、実際行っても、どこにも行き先とか経由地に「長城」らしき文字がない。。。
ガイドブック片手にここに行くのかどうか、身振り手振りで聞いてみるも、
一向に要領を得ない。う〜ん。
と思っているところに、西洋人4人組が居たので話かけてみた。
彼らも長城を目指しているというが、状況は僕と同じらしい。
現地のおっさんが乗せて行ってやると言ってきた。
交渉し、5人で借り切って、「居庸関長城」まで行く事にした。

車中色々話をしていたが、彼らのうち二人はスペイン人夫妻(50歳代)、
それと一ヶ月半かけて中国、ベトナム、タイなどを回ると言うカップルであった。
カップルのうち男性の方はスペイン人、そして女の子はハンガリーのブタペスト出身とのこと。
面白い事に、二組は僕が来る5分前に知り合ったそうだが、なんと偶然にも自宅が近所だったそうだ。
57歳のマリオ氏と55歳のマリアさん夫妻は一度でいいから日本に行ってみたかったそうで、
京都の話をして聞かせるととても喜んでくれた。
彼らの住む場所は、地中海に浮かぶフォルメンテーラ(formentera)島というところで、
僕でも知っているマヨルカ島と同じ諸島に属するそうだ。(ルとラを巻き舌にするとそれっぽい。)
帰宅してgoogleで写真を検索したが、
すげえ綺麗なとこじゃないですか。やばい一度でいいから行ってみたい。

こうして氷点下の珍道中?がはじまった。

彼らの島は写真で見る通りで日本以上に温暖なところ故、僕以上にこの寒さが応えているようだ。
ハンガリー出身の子だけは"まあ冬はブタペストも寒いから"と、元気に長城を登って行った。
寒さのせいか、観光客もまばら。ペットボトルの水が凍り始める。
持っていた中国のお酒(56度!)を回し飲みする。多少は暖まる。

ここはポピュラーな長城にくらべ、勾配もきつくて狭いみたいだ。
  
頂上はおろか、ほんの少し登ったところで僕を含め寒さとキツさにみんな参ってしまい、
早々に降りて駐車場のところで暖かいコーヒーを飲む事にした。

さてこの後どうするか、という話になった。
夫妻は僕同様、明日までは北京にいるということだが、
カップルの方は夕方の電車で次の街へ行くのだという。
一旦市内に戻って、みんなで北京ダックを食べに行こうという話になった。
ここでやはりお世話になったのがTさんですよ。
そもそも僕、大学時代に第二外国語は中国語だったんですよ。
しかもテキストが空港、タクシー、ホテル、買い物と、
北京旅行の一連の流れに沿って会話が構成されていたにも関わらず……。
もう殆ど何も憶えていなくてですね。
旅行するときは、数字(個数、金額、時間)と、それを訪ねる疑問文、
最低それくらいは言えて、聞いて理解できて、ということが必須ですよねえ。
それすらもできないのが痛い。
(一限からだったので休める上限までサボったり、かなり不真面目でしたからね。)
そんな僕が5人の中で一番中国語ができるという状況なのだ。
(まぁ日本人だけに、漢字がわかるって言うのが一番大きいんです)
それでもTさん抜きには語れないというか何も始らないのが今回の旅行。
まず携帯で「安くていいとこないですかね〜」ということを聞き、
その時点でもう「You have a good friend!!!」でみな大喜びでしたが、
市内に戻ってからも、5人なのでタクシー2台に分乗して、最寄りのお店に、
というタクシー運転手との交渉の段になると、誰も何も喋れないので、
再びTさんにお出まし頂いて、運転手と携帯で喋ってもらって、
無事Tさんオススメの「天外天」というレストランに到着。

しかし!!!!!
店に入ると、照明も消えて真っ暗、店員のお姉ちゃんたちがテーブルに突っ伏して昼寝しちょる!!
奥から店長(どうみても20代にしか見えなかったが)らしき人が出てきて、
店を開けてくれることになった。
電気が付き、お姉ちゃん達もきちんと服を着替え、店長もスーツで出てきた。
そして一番奥の、回転式のテーブルがある個室に通されると、
もうみなさん大興奮。
マリアさんも「奇蹟だわ〜。あなたとあなたの友達のおかげよ〜すばらしいわ〜」と大喜び。
ここでも食事の注文、個数の注文に大変難儀しましたが、
色々とサービスしていただいた上、5人で2000円程度と大満足の内容。
食べながら日本の話、スペインの話…と異文化コミュニケーションを重ねました。
お店を出た時には18時30分を回っていたように思います。
カップルの方とはここでお別れ。
ハンガリアンの彼女にはハグして頂きまして……いや、向こうは当たりまえなんでしょうが、
自分そういうご挨拶の経験ないもんですから、その、チュッとかされると……ねぇ。

マリオ氏夫妻のホテルは王府井という市街地で、僕はそこでぶらぶら買い物する予定だったので、
タクシーで一緒に行きました。
奥さんの方には母親ようにいろいろと心配していただいて。
メールアドレスも教えてもらって、なんか素敵な旅行になりました。

夫妻は昔から日本に行くのが夢だそうです。
いつか僕がスペイン行くか向こうが日本に来るか、その時に再会できたら素晴らしいですね。
priceless!!!!

王府井は巨大なデパートが立ち並ぶ場所。
僕が探していた食材とかそういうものはやはりあまり無かったのですが、
日本の物が中国風にアレンジされているっていうお菓子・飲み物、雑誌なんかを幾つか購入しました。

締めは夜の天安門。

王府井からは一駅なので、ちょっと歩いてみた。寒いんですけどね。
日曜日の夜、北京の中心なのに、この人の少なさはなに?やっぱ寒いから?


翌朝、朝8時25分発の飛行機で帰国。
こうして僕の、かなりエキサイティングな旅行は幕を閉じました。

再見、Gracias。また会いましょう北京、そして皆様。

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北京に到着したのは2日の夜21:30頃(日本時間22:30)。
ホテルに向かう車の窓から、雪が舞っているのが見える。
大体僕は国内では雨男だが、海外では雪男である。
去年のNY旅行でも、3月の下旬だと言うのに雪が積もったのである。

滞在2日目(12/3)、高校時代の先輩であるTさんと待ち合わせすることにした。
映画「GO」よろしく、絶対間違わない、わかりやすい場所で……ということで天安門で待ち合わせ。
中国に渡ったのが1999年、北京大で中国文学を専攻しているTさんの語学力はこの通り現地人と遜色ない。
一貫して現地人の男性とお付き合いしているのだから、もう本物でしょう。
僕がお会いするのは2000年、Tさんが一時帰国して高校に遊びに来ていて、
職員室の前でばったり会った時以来である。
つまり最後に会った時、僕は学ランを来ていたわけだ。

それにしても寒い。
僕は生まれてこのかた、氷点下というのをそんなに経験していないのだが、
この日は最高気温が摂氏2℃。ホテルから見える景色も寒々しい。


天安門広場に着いたのは午前8時頃。"広場"だけにほんとうに吹きっさらしで、
強い風が吹く度もうこのまま死ぬのかもと思った。



Tさんとともに故宮博物院をぶらぶら見て歩く。

何度も観た映画「ラストエンペラー」の数々のシーンが蘇ると同時に、坂本龍一のあのテーマ曲が頭の中で流れる。感動。


甍を並べる、建物という建物の屋根の端には必ず9体の動物の像が置かれているし、
欄干という欄干には細かい竜の装飾が施してある。
至る所で「皇帝」の往事の権力の巨大さを見た気がします。
極めつけは"道に氷を敷いてはるばる運んできた"という話で有名な、この一枚岩の竜の彫刻だろう。


どれもが日本とは比較にならないスケールの大きさを感じさせますね。
故宮の中に最近出来たというスタバ(星巴克)でコーヒーを飲む。

窓から見える景色。紫禁城と、緑のロゴ(=キャピタリズムの象徴とでもいおうか)の、この対比!
ラストエンペラーのラストシーンのさらに後、そして21世紀…ってことで追加したいくらい。

故宮を後に、その裏山というべき景山公園に行くも、展望台などは全て改修中で、
せっかく山(というより丘)に登ったのに、木々が邪魔して何も見えず。残念。

お昼になったので、Tさんオススメのお店に行く事にしました。
「北京孔乙巳酒楼」という、「后海」という池?のほとりにあるなかなかお洒落なレストラン。
ここは魯迅の小説にちなんで作られたとかで、そこに出て来るという料理も食べました。(写真中央の豆)

この他に鍋も出てきて、日本円でトータル1500円程度である。美味しいし、本当に素晴らしい。
香りも素敵な烏龍茶を飲みながら、延々と思い出話に始まり、日中関係についてと幅広く語る。

お茶がほしいという僕のリクエストで、商店街を歩く。
寒さに耐えきれず、途中見つけた古着屋でニット帽を購入。
はっきり言ってなめてましたね北京の冬を。

お茶屋さんで、試飲しながら選んだのですが、ここも僕一人では絶対無理でした。
全部同時通訳。Tさんの語学力なしには何一つ購入できませんでしたよ。
(寒さとお昼から飲み続けているお茶のせいで、街を歩きながら、何度もお手洗いに行きました。)

日も暮れてきて、どうするという話になり、Tさんの持っていた北京大グッズも欲しいし、
せっかくの機会なので中国の最高学府・北京大学を見に行くことにしました。
もう暗くなっていたので景色はあまり見えませんでしたが、
売店にて北京大ボールペン、便箋、トートバッグを購入し大満足。

普通の北京旅行では味わえない経験を沢山させていただきました。
Tさんはその後飲み会があるとのことで、僕は北京大学からタクシーで帰ることにしました。
(北京のタクシーは日本に比べて安い。初乗り150円くらい。一般の方も良く利用しています。
僕も地下鉄とタクシーを併用しました。ちなみに地下鉄は45円くらい。)

すっかりいい気分でタクシーのシートに体を預けていると、
片側4車線くらいの、非常に大きな道路にて、事故に遭いました。
前の車にぶつかる寸前で停止し、ほっとしたその0.5秒後くらいに、
後ろから追突されました。衝撃音と共に体が浮きましたよ。
僕はこれまで車の事故は経験していないのですが、異国の地で巻き込まれるなんて……。
気を取り直して別のタクシーに乗り換え、ホテル迄帰りました。。。
全体的に運転の荒い中国では珍しくないことなんでしょうが、
これまたなかなか味わえない体験でしたね。

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ホテルでテレビを見る。
意味は全く分からんのですが、
いくつか写真に収めてきた。

1.ニュース番組。

中国の河野明子とでも言おうか。

2.アイドル番組。

中国の山口もえと呼ぼう。山口もえは好きではないが、この人はかわいい。

3.一般女性が出てきて座りトークする番組。
内容がなんか恋愛とかそういう類いのものっぽいんだよね。
ゲストとして来ているタレントがコメントするっていうのもどっかで見た感じ。

中国版恋のから騒ぎとでも言おうか。


そしたら司会者である彼はさんまか?

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