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国立博物館「ボストン美術館展」が10万人突破−会期中40万人見込む - 上野経済新聞
特別展 ボストン美術館 日本美術の至宝

先週ちょうど行ってきたところでした。
とはいえ、清明上河図のときの異常な混雑ぶりは別格として、細川家の至宝、長谷川等伯、若冲展…などなどに比べるとそんなに混んではいませんでした。

岡倉天心、アーネスト・フェノロサなどが収集した美術品を中心に、絵画だけでなく装束、刀剣まで。明治初期の混乱の中で、あらゆる美術品が海外へ渡ったわけですが、それぞれの美術品の前に立って、いったいどういう経緯を辿ってボストン美術館に収まることになったのか、それを思うと興味はつきません。

とりわけ圧巻なのが曾我蕭白の雲龍図。これでも胴体部分が欠けているそうですから、この襖絵が取り囲む部屋は一体どんなだったろうかと。現在でも、元々どこにあったものかわかっていないそうで、どこの寺院?はたまた誰の邸にあったのか。

それから見所というと、平治物語絵巻「三条殿夜討」。大河ドラマで言えば、阿部サダヲ・松山ケンイチvs玉木宏…という、まぁ予習ができてしまう絵巻物。燃え盛るの炎の中、武者たちが邸に乱入して公家の首を掻き切っている様などが精緻に描かれておりまして、人が一番集まっていたのもここでした。

現在、平治物語絵巻はこのボストン美術館の収蔵品、そして東京国立博物館、岩崎家のコレクションである静嘉堂文庫美術館にある3巻だけだそうですが、これが一挙に公開されているまたとない機会ということで。

信西(高階通憲)・平清盛と藤原信頼・源義朝が争った平治の乱を描いた合戦絵巻の傑作、「平治物語絵巻」の現存する3巻が、この春、東京で揃って展示されます。またとない貴重な機会ですので、ぜひ3巻あわせてご覧ください。

・当館所蔵の「信西巻」(上図はその部分)は、本展前期にて展示(4/14〜5/20。但し巻き替え
 を行ないます)

・ボストン美術館所蔵の「三条殿夜討巻」は、東京国立博物館での特別展「ボストン美術館
 日本美術の至宝」にて展示(3/20〜6/10)

・東京国立博物館所蔵の「六波羅行幸巻」は、同館の本館2室・国宝室にて展示(4/17〜5/27)



というわけでボストン美術館展を見終わった後平常展の「六波羅行幸巻」を見ようと思ったのですが、なななんと17日からではないか(見に行ったのは14日)。どうしようか考えているところであります。

■その他東京国立博物館での。
北斎展
「若冲と江戸絵画」展
対決−巨匠たちの日本美術
未来をひらく福沢諭吉展
皇室の名宝 第I期
没後400年 長谷川等伯展
細川家の至宝
空海と密教美術展
古写真―人物を写す―

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愛好家にはたまらないイベントが目白押しな初春です。

■2月1日(火)〜2月27日(日)
―古写真に見る明治の東京― 「芝区・麻布区・赤坂区編」 - JCIIフォトサロン

この、永坂更科布屋太兵衛前(現在の麻布十番ですね)の写真からして熱いですね。

■3月1日(火)〜8月31日(水)
写真歴史博物館 企画展 「幕末・明治の寫眞師 内田九一」展 開催のお知らせ : ニュースリリース | 富士フイルム - FUJIFILM SQUARE

とくに肖像編が見たい。最近発見された岩倉具視の写真も出るか?

■3月8日 ( 火 ) 〜 5月8日 ( 日 )
夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 四国・九州・沖縄編 - 東京都写真美術館

九州編は見ておかなくちゃ。

古写真―人物を写す―

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特集陳列が、古写真と聞いて。
幕府が派遣した使節団がヨーロッパで撮影した写真を中心に、幕末モノを展示。

とくに使節団一人ずつの写真は、大きさがA3に近く、羽織袴の細部から顔の皺にいたるまでとても鮮明。150年前の写真であることを忘れ、写っている人々が身近に感じられました。

京極高明,松平康直,竹内保徳

根津美術館/岡本太郎記念館

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表参道も青山通りとの交差点から先は足を踏み入れる用事も全くなくて、とにかくカフェだのなんだのと、お洒落を求めてズンズンどこでも歩いていた大学1年以来でございます。
その間に根津美術館も建て替えられて全く新しくなってしまっておりました。

根津美術館

東京はとにかく猛暑でしたが、庭園の中は涼しい風が吹いてました。

根津美術館

根津美術館

骨董通りも通ったりしたはずですが記憶もほとんど無く。岡本太郎記念館の中庭だけはなんとなく覚えていました。

岡本太郎記念館

岡本太郎記念館

森タワーなんぞもまだ建っていなかった。いつか行ってみたいと入り口の前で思ったブルーノートは、いまでもいつか行ってみたいのままです。

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