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桑田圭祐は昨日が誕生日だったそうで、それに併せてNHKでドキュメンタリーを放送していた。
ちょうど新しいアルバムを聴いたところだったから、制作の背景を興味深く見ることができた。

今回のアルバム(というかこれまでもそうだけど)おなじみの桑田佳祐節で、どれもが過去のソロ、あるいはサザンの曲で聴いたような曲ばかりではある。

ある曲の途中、
「夕日を浴びた電車の窓に 江ノ島が見える」
という歌詞があって、それを最初に聴いたとき、もちろん鎌倉から江ノ電に乗って、稲村ヶ崎、七里ガ浜を過ぎて、車窓から江ノ電が見える風景が目に浮かんだのはもちろんのこと、どうしようもなく懐かしさと安心感を得てしまった。
小学校、中学校、高校、大学…と、桑田節を聞くともなく聴き続けた僕たちであれば、もうこの"いかにも"なフレーズを聴いただけで、ああ今年もこういう桑田佳祐の曲を聴くことができたと、そんなふうに思うところが必ずあるのではないか。

サザンとソロの違い(ほとんどないんじゃないかというツッコミ)はともかく措いておくとして、50歳を過ぎ、闘病を通じて、死を意識したとTVでも答えていた通り、全体を通じてどこか温かみを感じるように思えた。

また僕にとっては別の意味もある。
桑田に続き、中村勘三郎も体調不良の話があったが、明石家さんま、郷ひろみ…と、少しずつ老いに入り始めた彼らと僕の父は同じ昭和30年生まれなのだ。

まあ、自分も今年30歳だし、どの家族にも等しく時間は流れて行くし、この先いろいろあるよね…。
昨夜は弟の入試に付き添いで来ていた父と飲んだのだが、ふとそんなことを思った。

そんなこともあるので、三井住友銀行のCM、披露宴用ビデオかよと思えるくらいあざといんだけど、良いw。




MUSICMAN(通常盤)MUSICMAN(通常盤)
アーティスト:桑田佳祐
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