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東京国立博物館

東京国立博物館 -トーハク- 総合文化展 本館リニューアル記念 特別公開

昨年末から貫地谷しほりの素敵なポスターを作ったり…と、色々新しい取り組みを行っている東京国立博物館。本館の照明などを改修してのリニューアル展が1/16まで開催されています。
もちろん普段の常設展でも銘品がそっと展示してあったりしますが、
今だけ、とくに著名なものをこれでもかと陳列。
雪舟、狩野永徳、本阿弥光悦、仁清などなど、それぞれの特別展が開かれたとしたら主力級の作品が見られるとあって、いつもより混雑してました。

多くの作品の写真撮影が許されているとあって、あまり撮りまくるのもどうかと思いながらも、おなじみの作品の数々に私も思わず。

教科書で見た。
秋冬山水図/雪舟等楊

なんでも鑑定団で出てきたら大概は偽物なパターン。
色絵月梅図茶壺/野々村仁清

この「檜図屏風」の前では、
"遠くから見たいから前を遮るな"と他の客を怒鳴りつけるおばあさん二人組と、"細部が見たいんだから間近で見せろ"と反論するおばあさん二人組が大声で口論を開始。
最終的にはハンドバッグを振り回し追いかけ合う大立ち回り。
双方の言い分はわかるが、外国からのお客さんや小学生も居る中で大人げない振る舞いだなあw
檜図屏風/狩野永徳

風神雷神図。有名なものだけあって、ケータイカメラの撮影音がひっきりなしに鳴ってました。
色が少々きついがして、私は俵屋宗達のオリジナルの方が好きです。
隣はそれぞれ円山応挙・伊藤若冲という展示だったのですが、みなさんこれだけ見てほかは素通りでちょっとかわいそう。
風神雷神図屏風/尾形光琳

その他、卯年ということでウサギにまつわる意匠の作品を特集してました。
絵はもちろんのこと、皿、兜などウサギ尽くしでたまりませんでした。
月下木賊に兎/歌川広重

印象深かったのはこの鍋島焼。
鍋島なので庶民ではなく大名とかのものだとおもいますけども、300年以上昔なのに、古さを感じさせないこのデザイン!
色絵三壺文皿


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