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2008071301


特別展「対決−巨匠たちの日本美術」 - asahi.com

学校の図画工作とか美術とか、テレビなんかでもそうだとおもうんですけど、
子どもの頃に見せられる美術品って、西洋のものが多い気がするんですよ。

だから、たぶん日本中の人がゴッホだのピカソだのって言われれば名前と、絵のイメージが一致するくらい、
もう西洋美術ってのはすごいもんなんだと、刷り込まれてると思います。

それはもちろん疑いないことなのだけど、
翻って日本美術っていうと、無意識のうちに古くて渋い、たぶんそれだけってイメージで扱われていて、
そこそこ好きなひとじゃないと、日本画の大家を言ってみろって言われても、
そう簡単に名前が出てくることもないんじゃないかな。

僕の場合は美術云々というよりも、
日本史好きだったということもあって、
東京に来てからは教科書に出てるアレか、アレが見られるんなら行ってみようかなと、
ことあるごとに色んな展覧会に足を運んでいって、
少しずつ知るようになったクチなのですが、
昨年夏、伊藤若冲の「動植綵絵」が、明治以来はじめて宮内庁を出て元のように展示される、
多分我々が生きてる間にはもう見られない、
などと聞いてK君とわざわざ京都まで観に行ったとき(我ながら物好き)に、
本格的にハマりましたね。

動植綵絵に関しては、こんな話がありました。

動植綵絵は現在は宮内庁が所蔵している。昭和45年に京都御所で全30幅が風通しされ、それを見た外国人の若沖収集家プライスは男泣きに泣いたという話が紹介されていた。縮小印刷でも相当の迫力がある。実物大の動植綵絵に囲まれたら、普通の人間でも絶句して泣いてしまうかもしれないなと思う。
-目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』 - 情報考学 Passion For The Future


まぁ、泣くことはありませんでしたが、鳥肌モノだったのは間違いない。
そしてハッキリと、日本美術は、西洋美術に勝るとも劣らない、と感じたのは確かです。

前置きが長くなりましたが、
この展覧会は、ぜひ、あまり関心のない人にもお薦めしたい。
ユニークな切り口で、名品とされるものがわかりやすく入ってくると思います。

それから、本館の常設展は、
今なら空海の「風信帖」、六波羅蜜寺出品の「伝平清盛像」という教科書でおなじみの品々、
それと最近話題になった運慶の像も出てますので、ぜひ。