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北京に到着したのは2日の夜21:30頃(日本時間22:30)。
ホテルに向かう車の窓から、雪が舞っているのが見える。
大体僕は国内では雨男だが、海外では雪男である。
去年のNY旅行でも、3月の下旬だと言うのに雪が積もったのである。

滞在2日目(12/3)、高校時代の先輩であるTさんと待ち合わせすることにした。
映画「GO」よろしく、絶対間違わない、わかりやすい場所で……ということで天安門で待ち合わせ。
中国に渡ったのが1999年、北京大で中国文学を専攻しているTさんの語学力はこの通り現地人と遜色ない。
一貫して現地人の男性とお付き合いしているのだから、もう本物でしょう。
僕がお会いするのは2000年、Tさんが一時帰国して高校に遊びに来ていて、
職員室の前でばったり会った時以来である。
つまり最後に会った時、僕は学ランを来ていたわけだ。

それにしても寒い。
僕は生まれてこのかた、氷点下というのをそんなに経験していないのだが、
この日は最高気温が摂氏2℃。ホテルから見える景色も寒々しい。


天安門広場に着いたのは午前8時頃。"広場"だけにほんとうに吹きっさらしで、
強い風が吹く度もうこのまま死ぬのかもと思った。



Tさんとともに故宮博物院をぶらぶら見て歩く。

何度も観た映画「ラストエンペラー」の数々のシーンが蘇ると同時に、坂本龍一のあのテーマ曲が頭の中で流れる。感動。


甍を並べる、建物という建物の屋根の端には必ず9体の動物の像が置かれているし、
欄干という欄干には細かい竜の装飾が施してある。
至る所で「皇帝」の往事の権力の巨大さを見た気がします。
極めつけは"道に氷を敷いてはるばる運んできた"という話で有名な、この一枚岩の竜の彫刻だろう。


どれもが日本とは比較にならないスケールの大きさを感じさせますね。
故宮の中に最近出来たというスタバ(星巴克)でコーヒーを飲む。

窓から見える景色。紫禁城と、緑のロゴ(=キャピタリズムの象徴とでもいおうか)の、この対比!
ラストエンペラーのラストシーンのさらに後、そして21世紀…ってことで追加したいくらい。

故宮を後に、その裏山というべき景山公園に行くも、展望台などは全て改修中で、
せっかく山(というより丘)に登ったのに、木々が邪魔して何も見えず。残念。

お昼になったので、Tさんオススメのお店に行く事にしました。
「北京孔乙巳酒楼」という、「后海」という池?のほとりにあるなかなかお洒落なレストラン。
ここは魯迅の小説にちなんで作られたとかで、そこに出て来るという料理も食べました。(写真中央の豆)

この他に鍋も出てきて、日本円でトータル1500円程度である。美味しいし、本当に素晴らしい。
香りも素敵な烏龍茶を飲みながら、延々と思い出話に始まり、日中関係についてと幅広く語る。

お茶がほしいという僕のリクエストで、商店街を歩く。
寒さに耐えきれず、途中見つけた古着屋でニット帽を購入。
はっきり言ってなめてましたね北京の冬を。

お茶屋さんで、試飲しながら選んだのですが、ここも僕一人では絶対無理でした。
全部同時通訳。Tさんの語学力なしには何一つ購入できませんでしたよ。
(寒さとお昼から飲み続けているお茶のせいで、街を歩きながら、何度もお手洗いに行きました。)

日も暮れてきて、どうするという話になり、Tさんの持っていた北京大グッズも欲しいし、
せっかくの機会なので中国の最高学府・北京大学を見に行くことにしました。
もう暗くなっていたので景色はあまり見えませんでしたが、
売店にて北京大ボールペン、便箋、トートバッグを購入し大満足。

普通の北京旅行では味わえない経験を沢山させていただきました。
Tさんはその後飲み会があるとのことで、僕は北京大学からタクシーで帰ることにしました。
(北京のタクシーは日本に比べて安い。初乗り150円くらい。一般の方も良く利用しています。
僕も地下鉄とタクシーを併用しました。ちなみに地下鉄は45円くらい。)

すっかりいい気分でタクシーのシートに体を預けていると、
片側4車線くらいの、非常に大きな道路にて、事故に遭いました。
前の車にぶつかる寸前で停止し、ほっとしたその0.5秒後くらいに、
後ろから追突されました。衝撃音と共に体が浮きましたよ。
僕はこれまで車の事故は経験していないのですが、異国の地で巻き込まれるなんて……。
気を取り直して別のタクシーに乗り換え、ホテル迄帰りました。。。
全体的に運転の荒い中国では珍しくないことなんでしょうが、
これまたなかなか味わえない体験でしたね。